15年経ちました
阪神・淡路大震災から15年経ちました。
私はあの震災で梁の下敷きになり3時間ほど生埋めになったのですが、それよりも家族をなくされた方の呆然と生きる姿を目の当たりにし、あの表情を思い出すと、阪神・淡路大震災はいまだに思い出したくない出来事であります。
大災害が起こることに法律が厳しくなるのは当然と言えば当然のことなのですが、耐震偽装とか考えられないことが起こり現在では建築に関する法律は性善説から性悪説に変更されています。
災害に強いとか環境に優しいとかそのようなことがいまだ売り文句になっている現状は非常に悲しいものであります。私どもはクライアントにそんな言葉をかけることはありません。身体にしみ込んだものとして粛々と対応していくことであります。
よりよい社会基盤のために、家族をなくされた方の呆然と生きる姿を二度と見ないために。