gitをバックアップに使いませんか
最近PC不調の対処をすることが多々ありました。
一つは顧客の娘さんのPCで起動したらクレジットカード番号入力画面しかでてこないウイルスへの対処。これはセーフモードで起動し初期導入されていたウイルス対策ソフト(期限切れ)を削除し、別にフリーの対策ソフトでスキャンをかけ116個のマルウェアを削除。その後マイクロソフトの対策ソフトをインストールし加えて3つのマルウエアを削除。
別のおせわになっている先のPCはRAID10の市販のファイルサーバーを使っていたのだけれど、結局サルベージ行き。30万ほどの費用がかかる。サーバーRAID10を信用し、サーバーのデータを直接いじってたのが問題。つまりジャーナリング無し。直にいじるとロックがかかった状態になるので便利だったとのこと。
別の会社では、ファイルサーバのデータを直いじり、バックアップ無し。サルベージ行き。
みんななにやってるんだろうなと思っていたら、本日弊社のPC、電源周りがいかれてしまい、HDが飛び、PCも故障状態。
ただ、弊社の場合、プロジェクトに関するもの(つまり作ったもの)はgitのクローンでバックアップredmineのレポジトリブラウザでジャーナリング(ほとんどがバイナリファイルなのでこれの方が手っ取り早い)してあります。gitサーバーは別の場所。gitサーバーはレポジトリのバックアップはしてません。その他のUPされたデータはオンラインサービスにミラーリングしてあります。またgitサーバー自体はcapistranoをつかい3コマンド程度でインストール完了できる状態にしてあります。加えて、Macが最近メインなので各々のPCでTimeMachineでトリプルバックアップしています。(これはこれでちょっと前のconfに戻りたいとかに便利です)
じつは今週金曜日が締め切りという少々テンパイ状態なので、PC復旧などせず、新しいMacを御購入の後、git cloneで早速作業開始。git cloneでバックアップの考え方は、最悪、サーバーと手元のデータが同時に壊れても他の人の”clone”にデータがあるという安心感があります。PCがいかれたとしても今回はPCを新しくして、git cloneで早速作業を開始し、復旧は後回しにしました。出費は痛かったのですが、クリーンインストールできたことを逆に喜ぶことにしています。
言い方を変えると、冗長化とか費用のかかることは全くやっていません。すべてスキルで対応しています。
「ヘイ、ユーもgitをプロジェクトに使いなよ」とかなりエバンジェリストをやっているのですが、よく返ってくる答えが「コマンドラインなんて普通の人に教えてられない」とか、「gitは日本語ファイル名が怪しい」なのです。が、コマンドラインを使ったことのない人はターミナル自身がgit専用ソフトになるだけと考えると気が楽になります。教えるコマンドをgit-clone、git-add、git-commit、git-push、git-pullだけにして(git-mvとかgit-rmは教えない、管理者がする。バックアップソフトとして考えればブランチ無視)始めると非常に楽です。ターミナルソフトでの上カーソルキーを教えるとターミナルは完全にgit専用アプリです。windowsでの日本語文字化けも最新のcygwinはutf8化で問題なくなりました。
弊社、作ったものはgitでclone、ダウンロードしたもののバックアップはとらない、どこか3カ所にデータがある、のポリシーでデータを取り扱っていますが、結構お勧めです。詳細が気になれば気軽に問い合わせてください。