Notes &
LED電球についてもうちょっとだけ
このあいだのそこまでいって委員会で、辛酸なめ子氏のブログ記事「白熱灯ショック」が紹介されていました。このあと、勝谷氏が電球の色温度について言及。LED電球についても話がありました。
LED電球については前にもその前にも言ったのですが、もう少し。
色温度については電球色もでてるし、最近では調色機能のついた電球も出ています。といいますか、LED電球は青い光に黄色をかぶせて白にしているようなものなので色温度はどうにでも作れます。
設計屋として重要なのは色温度だけではなく、演色性と配光曲線。
演色性とはどのような波長がその光源から出ていてその色の光を当てているかということで、太陽光を基準に数値化されています。たとえば、高速道路でみられるナトリウムランプは演色性が最悪です。オレンジの波長しか出していないので、その下ではカラー写真をみてもカラー写真には見えません。LEDも演色性はまだ良くはない。ただ、メーカーも馬鹿ではないのでどんどんいいのが発表されてはきています。実は白熱灯の演色性はかなり優秀です。いろんな波長が混ざってのあの色なので普通の蛍光灯よりも優秀です。辛酸なめ子氏のブログでは蛍光灯のフラットな光の下で人生経験を重ねた肌を見るのはつらいだろうと言及しているわけですが、白熱灯の演色性がつくる色を良く見せているということも忘れてはいけないでしょう。
LEDの配光曲線は直線です。ビームみたいな物です。蛍光灯は全体にぼんやりです。LEDは電球の配光曲線に近づけるために、前にレンズを付けたり、シャープとか、富士フィルムとかは液晶テレビのバックグラウンドの光拡散技術を使った物を応用したりしています。ただ、この部分でも適度にコントラストのつく白熱灯のよさにはまだ追いついていません。
30倍の値段のする物を二酸化炭素少ないぜと信じて買ったのものの、雰囲気悪くなったなぁではかなり残念なことです。
かなりな強引まとめですが、夜店の電球が電球色の蛍光灯の電球だったら、LED電球だったらどういう雰囲気になるのかということです。